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社員インタビュー
企業看護師/
CE



― 企業看護師/クリニカル・エデュケーター(CE)とは?

製薬企業による臨床・患者サポートの新しいアプローチとして、看護師や薬剤師等の臨床経験をもつメディカルプロフェッショナルが、Peer-to-Peer(専門家同士)での情報提供や啓発活動により、治療アウトカムの向上を推進します。

IQVIAのグローバルではすでに数百名規模の企業看護師/CEが活躍しており、日本でもその先進的なノウハウをもとに、ビジネスが拡大しています。



― 具体的な業務について教えてください

担当製品によって多岐にわたります。例えば新しいタイプの抗がん剤の副作用マネジメントや、使い方に注意が必要な注射剤の導入時など、医師や看護師などの医療者に対して啓発や実践的な助言等を行い、治療リスクの最小化、治療継続率の向上を通じて、治療アウトカム向上を支援します。

このプロセスの中で、クリニカルパスや、医療者・患者の皆さん向け資材の作成、MRの研修や活動支援、さらにプロジェクトの成果を論文にまとめ、学会や雑誌へ発表するケースもあります。



― 日々の活動で心掛けていることはありますか?

看護師として「常に患者の皆さんや医療者の目線に立つ」ことを心掛けています。

担当製品のクライアント企業の一員として活動するうえでは、企業の戦略や方針に沿った考え方や行動が求められるようになります。そうした中でも、自身の看護師としての臨床経験に基づいて、「患者の皆さんのために」という気持ちを軸に、日々取り組んでいます。

これまでの経験を活かして、クライアント企業に新たな提案や気付きを提供できることは、企業看護師/CEならではの価値の1つだと思います。



― どんな時にやりがいを感じますか?

やはり「ありがとう」と言ってもらえた時ですね。

情報提供を行っている医療者の方々から感謝の言葉をいただいた時は、患者の皆さんや医療者の皆さんのお役に立てていると実感でき、嬉しく思います。

MRをはじめとしたクライアント企業の方々など、たくさんの人に携わる仕事を通じてやりがいを感じています。



― 苦労したことや難しかった経験はありますか?

経験のない薬剤や疾患に携わる時には、ゼロから知識の習得が必要となります。メディカルプロフェッショナルとして、医療者、またクライアント企業からも高いレベルでの知識・情報提供を期待されます。そうした期待に応えるため、薬学の基礎から学び、多くの論文を読むことで知識を補い、任務を全うすることが求められます。



― そうした苦労もある環境の中で、IQVIAのサポート体制は?

IQVIAでは「IQVIA Campus」という独自の教育体系があり、約50にわたる疾患領域や、診療報酬や社会保障などの医療制度、プレゼンテーションや課題解決などのさまざまなスキルを、基礎から段階的、体系的に学ぶことが可能です。

また、プロジェクトを超えて、IQVIAのCE同士で定期的に看護論文の査読会を開催し、自分が担当していない領域における最新の知見を共有し合っています。

動画やEラーニングで自分のペースで学習できるコンテンツのほか、ワークショップ形式でディスカッションやノウハウ共有を行なう実践的なプログラムなど、知識や能力向上の基盤となっています。



― IQVIAに入社して良かったことは?

IQVIAは製薬をはじめライフサイエンス企業を支援するリーディング企業として、お取引のあるクライアントは業界随一であり、私たち企業看護師/CEもさまざまな企業のプロジェクトを経験することが可能です。

担当する疾患領域や薬剤も多岐にわたり、プロジェクトによって役割や業務も異なることから、多くの経験やスキルを得ることができます。

企業に所属する看護師として、国内外の最先端の知見をもとに、自身の看護師の経験や専門性を活かして、多くの医療現場が抱える課題を一緒に解決し、患者の皆さんに貢献できたと感じられた時は、IQVIAを選んで良かったと感じますね。



― 最後に、企業看護師/CEを目指す方にメッセージをお願いします

医療機関で勤務されていた方にとって、企業で働くという新しい挑戦には“勇気”が必要だと思います。しかし、患者の皆さんにより良い医療を提供するための活動である事に変わりはなく、むしろ今までの実臨床での経験を、より幅広く発揮できるフィールドだと実感しています。欧米では、製薬企業による新しいアプローチとして広く浸透しており、日本でも医療者のタスクシフトの必要性が高まるなか、今後さらなる拡大が見込まれています。

私たちIQVIAの仲間と、看護師の新たなキャリアを一緒に創っていきませんか?